久しぶりにHR Techの会。 HRtech90に参加するのは2回目です。 すぐにブログにするつもりだったのに気づけば2週間くらい経過してしましました。
内容
今回のテーマは「AIと採用業務」ということで、参加者はほとんど人事の人だったような気がします。一人私がお話しした中にAIを研究している学生さんがいらっしゃいました。
時間 | 内容 | スピーカー |
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19:00-19:10 | 本会の趣旨説明 | |
19:10-19:45 | 媒体効果の見える化で人事業務を効率化 | 庄田 一郎 氏 株式会社HERP CEO |
19:45-20:20 | デジタル面接 × 人工知能 HireVue | 中村 究 氏 タレンタ株式会社 専務取締役 兼 CFO |
20:20-20:30 | 質疑応答・ネットワーキング |
感想
【媒体効果の見える化で人事業務を効率化 庄田 一郎 氏 株式会社HERP CEO】
HERPさんが今メインで作っているのは様々な就職・転職サービスを一括で管理できるプラットフォーム。
採用担当者向け 自動連携採用管理ソフトウェア | AIリクルーティングプラットフォーム HERP(ハープ)
採用担当者が、現在行なっている雑務(庄田さんの言葉をお借りすると”事務系業務”を簡素化することでより一層”思考系業務”へコミットできるようにしたいという思いで始めたそうです。(リリースはこの春だそうです)
当日の話には出てなかったんですが、SmartHRやカオナビと連携予定とのこと。カオナビと連携できると思考系業務の質向上につながりそう。 使いこなす人と、これあれば自動でやってくれるし最低限だけでいいやっていう人とで結構分かれるのかも、と思ったけど、そんなのはテクノロジーではなくて人類の問題ですね。
デジタル面接 × 人工知能 HireVue | 中村 究 氏 タレンタ株式会社 専務取締役 兼 CFO
いわゆるthe人工知能!という感じのサービス。オンラインやビデオで面接し人たり、工知能で分で社内でのハイパフォーマーとの一致率を割り出すというものらしいです。
表情はともかく「話し方」まで計測できるというのが驚きでした。 ハイパフォーマーをどのような人物とするのか、どんな面接を行うかなどは各企業や職種ごとに設定できるということでした。なおサンプル数は500人もあればいいそうです。結構少ない?
それからアメリカのベンチャーが作ったサービスを日本に導入したということ、今の日本ではグローバル企業(つまり大手)で徐々に導入されていることというお話に。
「AIを使ったサービスにお金をかけられる企業とそうではない企業に差は生じるのだろうか」という疑問と「人に求められるAIでの評価(結果)に対する読解力の要素は何だろう」という疑問が浮かびました。
最後に
毎回だけどこういう話を聞くたびに「私も早くあちら側に行きたい!」ってうずうずしてきます。 HRの領域には色々あるのでHR Techと言っても本当にたくさんの視点で見ることができますが、そのどれもが「働く人、その周りの人」が一層幸せになるためにあったらいいなと心から思います。