ねこものがたり

いちにちいっぽ

Rubyコミュニティーが本当に楽しいという話

この記事ははじめてのアドベントカレンダー Advent Calendar 201818日目の記事です。 前日はtsuba0105さんの記事でした。

はじめてのアドベントカレンダーではないですが参加してみました! 今日はタイトルの通りで、コミュニティー活動楽しいわっていう思いの丈を述べていきたいと思います!

コミュニティとの出会い

私は本当に運がよくて、プログラミングを始めた直後にRails Girls Tokyoが開催され、抽選の結果参加することができました。 それによって「仲間ができた」「わからないこと教えてくれる人と出会えた」「プログラマーとして働いている人と繋がれた」「本を書いたり言語を開発したりOSSに貢献したりしている人と出会えた」、つまりたくさんの人と出会うことができました。

この1年を振り返ったときに一時「プログラミング辛い・・・」とネガティブになっていた時期はありましたが、今年は圧倒的に楽しかったです! それはすべて、人との出会いがあったればこそだと感じています。

Rails Girlsというコニュニティーと出会えたことは本当に人生の大きな転機となり支えとなりました!

何が楽しいか

その後地域のRubyコニュニティーや、他のコミュニティーでもわいわいやっていてて、ノリでやってる人みたいになってるんですがやっぱり楽しい!!

では”なぜ”、そして”コミュニティーの何が”楽しいのだろうかと考えてみました。

1. 技術が好きな人と技術が好きだという空間で過ごすことが楽しい

Rubyコミュニティといえばこれ!という気がします。 みんなコードを書くのが好き!Rubyが好き!

「楽しい!好き!」と思いながらコミュニティーに参加
→周りは「うぉぉぉぉ!すきだぁぁぁぁ!」レベル
→私も「うぉぉぉぉ!すきだぁぁぁぁ!」になってく
→そしてさらに楽しさが増す
→コミュニティーに参加
→(続く)

今の自分はレベルが低いので単語わかんないわってことも多いんですけど、そんなことよりこの空間が私を高めてくれるという感覚。

2. 知らないことがあることが楽しい

これはプログラミングをやっていく中で自分が変化した部分です。

かつて(今年の上旬くらいまで)は、わからないことがあると自分が惨めで情けなくて悔しくて、家にいるときはよく泣いていました。ガチ泣きのやつ。小学生みたいな。 同時にめちゃくちゃイライラして「やっとられん!」とPCを閉じてふて寝したりしていました。

思い返してみれば、できない自分が嫌だという気持ちに負けていて、そうやって手を動かさない時間を挟んでしまうのでできるようになるまでが遅く、気持ちにも波がありました。

だけどいつの間にか同じ状況になっても「今自分はどこまで何が分かっているか」を把握し「何がわかればいいのか」と考えることにエネルギーを費やすようになっていきました。

先程『単語わかんないわってことも多い』と上で述べましたが、それは悪いことではないと思うようになりました。そう思うようになった大きなきっかけはRubyKaigiだったように思います。 「"わからないということ"がわかる」というのは大きな前進だと受け止めるようになってからは、わからないこと・知らないこと・できないことに出会うことをためらわなくなりました。

むしろ「もっと知らないことに出会いたい」とすら思うようになっていて、最近コミュニティーに参加するのときには、自分よりレベルの高い次元にいる人達のレベルの高い話を聞いて、自分にとっての未知と出会うことを楽しんでいるように思います。(ところでいつも家で泣きじゃくる度にちゃんと相手してくれた夫にはすごく感謝しています。プログラマとしてははるかに先輩なので、”大丈夫だよ、できるようになるよ”と言ってくれていて大きな支えになりました。今もですね、はい。)

3. できるようになったと感じるのが楽しい

そうはいってもできるほうが何倍も楽しいですね。

できないことができるようになったり、前わからなかったことがわかるようになるとなおさら。

そのような自分の成長を自分で気づけるのもコミュニティーのいいところだと感じています。

コードを書ける書けない読める読めないっていうことはもちろんあるんですが、ある意味ではそれ以上に「他人の話を聞いて自分の脳内で情報処理が行われているかどうか」ということが私にとって自分の成長を図る大きな判断材料になっていたりします。

他人の話がわからなさすぎると思考が停止するじゃないですか。(みんなそうだと思ってる、違うかも知れない) だけど、「あれ?今私ちゃんと考えてるぞ」って思うときがあるんですね。ほんの一瞬だったりしますが。 前は一瞬たりともなかったのが、ほんの一瞬でも考えていたとしたら、それってもう本当に全然違う!すごく成長してる!と思います。

表面上は誰かの話や発表を聞いているだけだったとしても、そういう観点で自分を観察しながら参加すると、自分の中で「自分すごいじゃん!!!」って思いが湧いたりします。

完全に自己満ですけど、そういうのも楽しいです!

4. その他

あとなにかのコミュニティーに参加してると他のイベントでもぼっちが免れられるという特典があります。誰がいるかわからないけど一人ではないだろうと思えるとかなりイベントに参加しやすいです。そうやってどんどん楽しめる場が増えていきます。すごくいいです!

最後に

上記のような理由から私はコミュニティーを楽しんでいる気がします。 私全然強くないんで間違っているかも知れませんが 楽しさが一番重要と思ってます。楽しいことが辛いことよりも大きければそれはつまりトータルで楽しいということになると思うので、今後もどんどん楽しんでいくことには努力する 所存です。