ねこものがたり

いちにちいっぽ

銀座Rails#13に参加・登壇してきました

銀座Rails1周年の回で、初めての技術話をしてきました!

ginza-rails.connpass.com

自分の発表について

speakerdeck.com

スライドに全部書いてある通り「色々やってみたけど何もわからなかった」という発表になってしまいました。

ですが、手を動かし調べてみて頭を働かせてよく考えるというのはとてもとても楽しかったです。 ベンチマークとか全然とったことないんですけど数値化して「もっとよくしよう」というのはとても面白いぞということを知ったのが最大の収穫。

yahondaさんが背中を押してくださったこと、 当日までにたくさんの方々に発表を見てフィードバックをいただいたり相談に乗っていただいたりしたこと、 当日参加されていた方々かたさらにまた感想やアドバイスをいただけたこと、本当に感謝しています。

発表を通して得たこと

  • localhostで何かを計測!という時にはProduction環境でやること
  • 実行している条件を出来るだけ把握すること(ブラウザだけでも自分の知らないところで色々なことをやってくれているけど、なるべく知っておくこと)
  • 最初に何を話すか、どこに向かっていくかを明確にすること
  • スライドの文字は上に寄せた方が見やすい
  • 色はちょっとソフトにすると目が疲れない

ほかには「こういうこと話そうかなって」という時点でもリハでも本番でもフィードバックいただけるのはとにかくめちゃくちゃありがたかったので自分も人の発表には積極的にコメントをしようという気持ちが生まれました。

他の方の発表の感想

「出張Railsウォッチ in 銀座Rails」

今月のあったRailsのあれこれについて。 面白かったのはActionTextの話を聞けたことです。

業務で作っているアプリ、この機能を使いたくて(実装するはまだ先ですが)Rails6にアップデートするためのあれこれを日頃からちょっと頑張っていました。でも自分でまだ手を動かして使ってなかったので(こういうところが駄目な人間)、実際にデモを見ることができたのがとても良かったです。

(でもその後のメインスピーカーである松田さんのお話では、ActionTextがあることによってRailsアプリ全体が遅くなっているということが触れられていました、もしActionText使わないぞっていう場合は外したりしたほうがいいのかなと思いました。そのへんはよくわかっていないです。質問すればよかった。今度聞こう)

@masa_iwasakiさん「fixture再考」

個人的に日頃は圧倒的にFacotryBotを使うことが多くて、”fixtureはデフォルトでRailsに備わっているので手軽に使えていい"くらいの認識でした。

どうやらみなさん当たり前のようにご存知なようだったのですが、「FixtureのほうがFactoryBotより実行速度はやくなる」というのを知りませんでした。

でも一長一短で「積極的にFactoryをやめてFixutreに書き換えるべき」とは言えないというまとめの一つから「だから両方あるんだろうな」となんだか妙にしっくりした感覚を得ました。

ところで全く関係ないですが、私はFactoryBotが好きです。なぜかと言うと王式のコード例のなかにGame of Thronesというドラマのキャラ名が出ているからです。それを見つけて以来割と楽しくFactoryBotを使っています。

ゲストスピーカー @a_matsuda 松田明さん 「Railsのパフォーマンスをチューニングしてみる話」

話の内容全く理解できませんでした!難しい!

でもここだけは!って思ったのは松田さんの計測の仕方です。 あの方法や考え方をいきなりマルっと自分のものにするのはさすがに無理でしょうが、「計測ムラをなくす」とか「ボトルネックの見つけ方」とか、「見つけたあとのあれこれ」とか、少しずつでも真似して自分のものとしたいと思いました。

私自身が自分の発表で計測に挑戦したのと、計測すると「速くしたい!」ってめちゃくちゃ思うようになったので、松田さんの発表それ自体がとても刺激的でした。 まあ、何も分からなかったんですが。

別の話で、Rubyではtaintというのはなくす?というのをNerima.rbでObjectクラスをやったときに知ったような気がしていて、「なくなるくらいだからそんなに大事じゃない?」とか勘ぐっていたのですが、汚れてるかどうかをフラグで持ちたいというようなお話をされていました。 イマイチ汚れているオブジェクトとかきれいなインスタンスとかわかってないので、Rubyが今後変更になるかどうかはともかく、理解はしておきたいと思いました。 これも質問したらよかった。なので今後聞きます。(Asakusa.rbというところでは何でも聞いていいそうなのですが、自分いまのところ全然質問とかしてなくてどうもイケてないので、次回参加時には今の疑問を教えてもらおうと思っています!)

まとめ

とても楽しかったです。 みなさまありがとうございました! 初めての登壇でしたが、最初の1歩が踏み出せたので、今後も挑戦していきたいと思います。

Builderscon 2019に参加してきました

イベントについて

builderscon.io

buildersconは「知らなかった、を聞く」をテーマとした技術を愛する全てのギーク達のお祭りです。

祭りだワッショイ! ということで楽しそうなので今年初めて参加しました〜 楽しかった!わっしょい!

感想

私が参加したことある大きなカンファレンスはRubyKaigiしかないんですが、そのときに私の場合は(あくまで私の場合)「”今の自分が知りたいこと”の話を聞くと全部を理解できなくてもめっちゃアガる」ということを体感として学んだので、関心の高いフロントエンドの話を中心にセッションを選びました。

”今の自分が知りたいこと”という意味で一番「この話聞けてよかった!」と思ったのはid: nrslibさんの「フロントエンドの作り方」でした。

nrslib.com

フロントのコードを書いていて「どのように書くか」ではなくて「なぜそう書くか」が自分の中に足りないと感じていたので、「この実装の裏にある概念はこう」というお話を聞いていると自分の中で点と線がつながっていくのを感じました!

その他

前夜祭には参加しなかったのですが、後で知って非常に残念だなと思いました。

登壇というシチュエーションかどうかに限らず「この発言は誰か(あるいはある属性の人々)にとって攻撃的なものとならないか」という視点はいつも鋭敏に保っておく(ように心がける)べきで、それにより「攻撃的である」と下される結果はどんな技術的有用性よりも重んじられるべきだと思います。

これは運営や登壇者に対する意見というのではなく、私自身が軽率なことを言いがちなので、自分自身に言い聞かせるつもりで書いています。

どんな場であれ各人の尊厳を何より尊重できる技術者・人間でありたいと、改めて思いました。