最初に結論
Macにスタンドアロンのadbを入れたい場合はHomebrew一択。
詳細
abdとは
スタンドアロン版adbをインストールしたい背景
今回は、持っているPixel 4とMacBook Proを繋いでPixel 4の動きをMac上でデバッグしたくなりました。 「Android何もわからん」とまったくの無知状態からのスタートでしたが、辿り着いた情報からこのツールを入れてみることにしました。
adbはAndroid SDK Platform-Toolsという、便利パッケージに含まれるツールの1つです。
Android SDK Platform-ToolsはAndroid Studio上で管理や操作ができるようになっているらしく、Android開発者はAndroid Studioから色々やるらしいです*1。
しかし自分はAndroid Studioは持っていないし今回の目的だけなら持つ必要もないし、サクッとデバッグ環境を整えられれば十分なので、スタンドアロン版を用意することとしました。
この記事の動機
Macの場合公式ドキュメントから直接Zipファイルを落としてくることができるようになっていますが、Zipを展開したファイル群の適切な置き場について悩んだりやパスの通し方が思ってたのと違ったりして手こずりました。*2
Homebrewを使えば圧倒的に楽だったのですが、公式ドキュメントにはリンクがなさそうに見えたので、ブログに書いておこうと思いましした。
実際にインストールした様子
Homebrewのページはこちら。 formulae.brew.sh
最後の🍺が好きだというだけですが、ログを貼っておきます。
$ brew install --cask android-platform-tools ==> Downloading https://dl.google.com/android/repository/platform-tools_r33.0.1-darwin.zip ######################################################################## 100.0% ==> Installing Cask android-platform-tools ==> Linking Binary 'sload_f2fs' to '/usr/local/bin/sload_f2fs' ==> Linking Binary 'dmtracedump' to '/usr/local/bin/dmtracedump' ==> Linking Binary 'e2fsdroid' to '/usr/local/bin/e2fsdroid' ==> Linking Binary 'etc1tool' to '/usr/local/bin/etc1tool' ==> Linking Binary 'fastboot' to '/usr/local/bin/fastboot' ==> Linking Binary 'hprof-conv' to '/usr/local/bin/hprof-conv' ==> Linking Binary 'make_f2fs' to '/usr/local/bin/make_f2fs' ==> Linking Binary 'make_f2fs_casefold' to '/usr/local/bin/make_f2fs_casefold' ==> Linking Binary 'mke2fs' to '/usr/local/bin/mke2fs' ==> Linking Binary 'adb' to '/usr/local/bin/adb' 🍺 android-platform-tools was successfully installed!
コマンドが実行できることを確認する
デバイス上で adb デバッグを有効にするを参考に試しにadb devicesコマンドを実行してみます。
$ adb devices
List of devices attached
# 何も端末を繋いでいないのでリストは何もない
というわけで、無事にインストールできました☺️
