ねこものがたり

いちにちいっぽ

『Software Design 2021年2月号』を読みました

gihyo.jp

1月号を読み終わって10日くらいでしょうか。2月号を読み終わったので今の自分にとって特に面白かった内容について感想を書きます。

感想

「何からやるか,どこからやるか」がわかるシステム監視の始め方・続け方

監視に興味はありつつ一歩踏み出せなかった私にとってちょうど良い入門・指南の特集でした。 興味があったのは、モニタリングって「正常に稼働しているか」というチェックだけでなく、使われ方(いつも何時頃がピークだねとか)を把握したり、「優先的にここのパフォーマンスをよくしよう」と改善の戦略を立てたりと活用できると思っているからです。

DatadogやCloudWatchのダッシュボードをそんなふうに眺めて見たことはあった、というのがこれまでの私です。 「人様が作ったモニタリング資料を眺めてモニタリングしている気になっている自分」から「モニタリングの主体者になりたい」というのが、一歩踏み出したかった気持ちでした。

「モニタリングとは」という全体観から徐々に詳細や実践的な内容になるという構成だったのが、そんな自分にぴったりだった要因の一つだと感じでいます。また特に良かったのがDatadogを無料でお試しして自分でメトリクスやダッシュボードを組み立ててみようという章でした。Datadogにトライアル期間があるのは知っていたけど、「何をどう可視化すればいいのか」というのがいまいちわからなくてトライアルにすら手を出せていなかったので、サンプルリポジトリがあったりするのが助かりました。

余談っぽくなりますが、terraformでダッシュボード作るという部分が感動的でした。terraformすごい。

Visual Studio Code 快適生活

もう26回にもなる連載記事です。 私はVS Code使っているんですが、正直言ってちゃんと使いこなせてないんですよね...必要最低限というか。 先ほどの監視の話と通じそうですが「なんとかしたいんだけどなんか行動できてないしちょっと後回しにしてる」みたいなところがあって、ちょっとずつでもどこかでガッとやるでもいいのでなんか改善したい気持ちが燻っているのを自覚する連載...。 今回の内容は「対応環境のおさらい」だったので、「エディタを使いこなそう!」という感じとはちょっと違ったんですが、その時の新いバージョン(1.52)のリリース内容が紹介されていて「あ、そんなことできるようになったんだ」って思いました。手元でVS Codeのアップデートした時にリリースノートちゃんと読んでないから全然知りませんでした。改善の一歩としてまずあのリリースノートをちゃんと読もうと思いました。

終わりに

軽く読むだけだった記事もあるけど、基本的にすごく楽しいので、これは毎月ちゃんと読んでいきたいと改めて感じました!!!

また、1,2月号読んでみて、何かしら面白そうと思った記事では自分も手を動かすという時間を含めて、大体1週間から10日で読み終われるということがわかってきました。昨日『Web+DB Press 3月号』が出たので、今は『Software Design3月号』と合わせて2冊未読な状態だけどだいぶ追いついてきました。あと2週間くらいこれらを読むことに時間を使って、今後は毎月月末月初の1,2週間(長ければ3週間)程度を雑誌購読に充てるというふうにやっていけると良さそう、と思ってます。3月からそのペースと習慣を作っていけるようにしたいです。慣れたら合間に他の技術書を読んだり、他のことをやったり(今の自分でいえばGoとか)するようになったら最高。