ねこものがたり

いちにちいっぽ

RubyKaigi 2023に参加しました

rubykaigi.org

トークの感想

理解できなくて感想がないトークが多いので、書けるものがあるものだけ書きます🥺

Develop chrome extension with ruby.wasm

Rubyでどうにかする話として一番「これは私もやってみたい」という意味の刺激をもらったのがこちらのトークでした。 去年のRubyKaigiで一番ホットだったのがruby.wasmで、それから「ruby.wasmでこんなことしたよー」という話が今年あるのいいなあと思っていたのですが、スピーカーのさわいさん自身も去年のRubyKaigiのruby.wasmを作った話に感動してCfPを出したとおっしゃっていたので、そのストーリーも含めて印象に残りました。 私が作りたいなーと思っているのは仕事用の、フォーム補完エクステンションです。ただLT@shugomaedaが話していたような気がするけど、uby.wasmが処理できる容量がそんなに大きくないようなので、もしかしたらそんなにリッチには動かせないかもしれない??それも含めて作ってみようという感じです。(ナンモワカランナー)

Optimizing YJIT’s Performance, from Inception to Production

Shopifyのメンバーってスーパーハッカーだと思っています。 スーパーハッカーは魔法のように難しい問題を解いていくようなイメージがあるのと、「自分には訳わらかん話をしているのは彼らがスーパーハッカーだからだ!」と思う自分が正直いて、そういう魔法のような話のひとつがYJITだなーと思っていました。

彼ら(や多くの方々)がスーパーなハッカーなのは事実として、日々の営みは愚直で泥臭い感じなんだなーとい伝わってきたのが、トークが印象に残った理由です。

英語を正しく理解できたかわからないけど、「会社から与えられた期間はnヶ月だった」みたいなことを言っていた気がしています。はっきりと期日が示される感じは会社として、お仕事でやるからこそなのかな。(と書いていますが英語の理解が全く違ったらうけるw)

「3.3だとさらにめちゃ早くなるよ」とも言っていた(と理解しています。ここの理解が違ったらウケるが周りも盛り上がっていたし多分これはあっている)ので楽しみです‼️‼️‼️

使ってみたフィードバックが欲しいと言っていた(と理解しています)のですが、毎年いろんな人・場で「感想をくれ!」って聞くけど、あんまり行動できてないんですよね… バグ報告とかだとなんとなくハードルが高いけど、「使ってみたよ!自分のことろだとこんな結果になった!すごい!ありがとう!」とか言うだけでもいいのかなあ。

Plug & Play Garbage Collection with MMTk

聞いて「ナンモワカラン」となっていて、夜偶然ご本人に会えたので「なにもわからないですがなにからやれば理解できますか?」と(頑張って英語で)質問したら、日本語訳もある本を薦めてもらいました。とりあえず買いました。わからないところがあったら質問したら教えてくれると言っているの優しすぎる。

Learn Ractor

去年の関さんの登壇で、ポケカに対する情熱とそこに技術を突っ込んで突き詰めていく感じがめちゃくちゃかっこいいと思ったので、今年もそういうトークかなーと思って聞きに行きました。Day1で笹田さんご自身のトークでも触れられていたけど、Ractorって使い所を見つけたり「本番で使うぞ」みたいに踏み切るのがやや難しい面があるのかなと思いますが、関さんみたいな生きたデータで役に立つところに導入したという実例と、「このような条件のケースではRactorが有効だと思う」という考えを聞けたので参考になりました。

今の所自分ではやっていないのだけど、将棋ファンには棋士の勝率などからレーティングを出している人もいて、日々の対局データの収集と集計を自動でやる場合はRactorの使い所かもと思いました。(ちょっと違うかなあ、違うかもしれん、ナニモワカラナイ)

Ruby vs Kickboxer - the state of MRuby, JRuby and CRuby

お昼に入ったお店がめちゃくちゃ混んでいて見れなかった!残念すぎる。アーカイブ動画の公開をものすごく心待ちにしています!

KeebKaigi

RubyKaigi前日にキーボードを愛でるイベント(?)があって、面白そうなので参加しました。

keebkaigi.org

サイトからもわかるようにデザインがとにかくカッコ良すぎます。デザインの担当は赤塚さんです。 私はデザインのことは全くわからないのですが、esaみたいにふわっと可愛いものから、今回のKeebKaigiみたいに、スタイリッシュかつポップというか、勢いがあるというかそういう全然違うテイストまで生み出せるのめちゃくちゃ幅広いなって思いました。 せっかくなのでSUZURIでキーホルダー注文しました。もう少ししたら届くと思います。

本題のトークは、どれもめちゃくちゃすごくて面白かったのでみんなにYouTubeみてほしいです!

www.youtube.com

KeebKaigiEffect

皆さんのcorneが良かったので買いました。私自身は半田付けみたいな「自作」部分の適性が無なので、組み立て部分はプロに任せるソリューションです。

実は以前から組み立てサービス自体は知っていたけど、ぶっちゃけて言うと「なんだかんだみんな自分で作ってるやん」って思って捻くれてたんですよね... しかしKeebKaigiで実際にふーがさんがこのサービスを活用していると教えてくれて、「組み立てサービスを実際に使って良いと言っている声を聞けた」という謎の安心感から、ついに踏み出してみました。

くろたきさんが発表していたkinesisナントカカントカってキーボードも実際に触らせてもらってすごく良かったので、次はこれを買いたいなと目論んでいます。あとは💰次第。

余談

Keeb Kaigi直前まで会場近くのSWEET WORKというパン屋さん併設でパン屋さんのパンが無料デプロイされるコワーキングスペースで仕事をしていました。

美味しいパンがあるだけでなく、メンバーの皆さんがめちゃくちゃフレンドリーで「一緒にお茶しませんか」と会話に混ぜてくださいました。Day0にして急激にまつもと愛が芽生えました。

お茶しながらRubyKaigiの話やKeebKaigiの話をしていたらそちょうど偶然魔王さんのお知り合いの方がスペースにいらっしゃって、「私この後の会場の場所わかってないんですよね」と言ったら、「では私が連れて行ってあげますよ」と行って道案内してくれるというスーパージェントルぶりを惜しみなく発揮してくださり、私はそのお言葉に甘えることに!

おかげさまで無事にKeebKaigiに参加できました。そして先ほど芽生えたまつもと愛が急激に成長しました。ありがとうございました。

後日わかったのだけど、こういう出会いもありました。

authorsrb

Rubyistで本を出した皆さんの本を買ったりスタンプラリーをして栞をもらおうというめちゃくちゃ楽しい企画がありました。しおりが可愛い!

買ったけどまだ読んでない本がおおいな。読みましょうね。読みたい本ばかりありますね。読んだら感想ブログ書きます。

RubyFriends

私自身が人とあまり写真を撮らないタイプなので手元に写真が全然ない! ですが、すごくたくさんの出会い・再会があってとにかく心が満たされました。

今年は初めてRubyKaigiに来たという方が結構多かった印象でした。 in personかつ海外からの参加も解禁された中だと言うことで、この感じが従来のKaigiなのかも知れません。(正確には配信とのハイブリッドですね。配信の方はどれくらいの人がいたのだろう)

体感として初参加の人が多いなあと感じたのは、もしかしたら懇親会等で初めてお会いする人に話しかけていたりしたのもあるかも知れません。この点は、私自身が今年は「とにかく一人でフラフラして偶然を楽しむ」を心の中に据えていたので、それが少しは達成できたと言えるかも。

誰かといるのもものすごく楽しいですし一人でフラフラするのも楽しいので今度も機会があればフラフラしていきたいと思います。

とは言っても、私自身は話しかけてもらう回数の方が多かったです。久しぶりに会う方に話しかけていただいてもピンと来なかったりなど、全然顔と名前覚えてなくて失礼な場面が多々あったかと。。。皆さん優しくしてくださってありがとうございました。

https://twitter.com/hashtag/rubyfriends がとにかく最高。

マイベストRubyFriendsショットはこちらです。この写真を撮ってくれたのはあきなさん。

RubyFriendsについて書き出すと、まだ書いていない思いがあれこれ溢れてくるので、ここまで‼️‼️‼️

最後に

まだまだ書いてない小話や思い出もある気がしますが、とにかく最高のRubyKaigiでした。

せっかくなので、今年っぽいネタとして以下のツイートを貼り付けて終わります*1